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株式会社ウェイストボックス うぇいすとぼっくす

株式会社ウェイストボックス

CO2の見える化で社会を変える

地球環境問題解決には、環境に配慮した消費や金融が当たり前に行われる「環境と経済の両立」が必須であり、そのためにはまず、企業が自社の地球環境への負荷を把握し、その情報を社会に発信していくことが大切であると考えています。
私たちは、環境負荷把握、CO2などの温室効果ガス把握の専門家として、企業の環境負荷把握と情報開示を支援することで、環境と経済の両立を通して、循環型社会や脱炭素社会の構築に貢献していきます。

Q&A 質問

Q1 商品(サービス)の強みを教えてください。
A1
あらゆる環境負荷・CO2排出量把握についての知見を持っています。
環境負荷、CO2排出量把握と一口にいっても、その手法は様々です。
弊社は、企業ご担当者や自治体ご担当者に必要なあらゆるCO2排出量調査手法に、精通しています。
また、CO2排出量算定にとどまらず、近年主流となっているCDP(カーボンディスクロージャープロジェクト)上での情報開示や、SBT(企業版2℃目標)の策定まで対応が可能です。
こうした算定に必要となる最新のデータベース(SimaPro8、IDEAv2)の商用ライセンスも保有しています。
Q2 なぜ事業を始めようとしたのですか?
A2
社名の「ウェイストボックス(WasteBox) 」は「ごみ箱」という意味です。
規格外という理由で大量に廃棄されているゴミ(=資源)をエコプロダクツに生まれ変わらせ、もう一度世の中に循環させたいという思いから創業しました。
Q3 事業や製品・サービスの開発にまつわるエピソード、コンセプトや、想いを教えてください。
A3
規格外という理由で大量に廃棄されているゴミ(=資源)をエコプロダクツに生まれ変わらせ、もう一度世の中に循環させたいという思いから創業しましたが、製品として生まれ変わらせることが本当にエコなのか?
製品化することで、廃棄するよりも高い環境負荷がかかっては意味がないことを自問自答してきました。
その中でこだわって行ってきたことが、LCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて、製品の生涯(原材料調達~製造~輸送~使用~廃棄)の環境負荷を見える化し、本当にエコなのか(製品の生涯環境負荷がより低いか)を見極めること、そしてその結果を消費者や社会に情報発信することです。
この経験を活かし、顧客企業の製品やサービス等が与える環境負荷把握、環境負荷の中でもとりわけ社会的に関心が強い、地球温暖化に影響を与えるCO2等の温室効果ガスの排出量把握を支援し続け、早10年となります。
Q4 今後の目標や、新しい取り組みについて、あれば教えてください。
A4
CO2排出量把握の知識を活かし、国内排出権取引制度に関連するサービスや、カーボン・オフセット、官公庁の環境関連受託業務等に事業分野を拡大してきましたが、近年では、サプライチェーン排出量等の、事業活動から生じる排出量の把握分野にも注力しています。
Q5 御社のサービス、商品を利用しようとしている方に一言!
A5
パリ協定やSDGsの採択、そして異常気象を身を持って感じる機会が増えたことで、これまでになく消費者、社会の地球環境への危機感は高まっています。
企業にとっては、環境対策を充実させ、その成果を環境負荷やCO2排出量として見える化し、情報開示することにより、企業価値向上を目指す絶好のチャンスではないかと思います。
ウェイストボックスはそのような企業の皆様の支援を通して、環境と経済の両立の実現、そしてその先の循環型社会、脱炭素社会構築へ貢献していきます。

BUSINESS SCOPE 業務範囲

  • GHG関連事業(SCOPE1,2,3把握、SBT,TCFD, RE100, CDP情報開示支援)
  • 製品・サービスの排出量調査(LCA、CFP等)
  • 排出権権利化代行(J-クレジット創出支援等)
  • カーボン・オフセットプロバイダー事業
  • 上記に付帯する環境コンサルティング事業

CORPORATE INFORMATION 事業者情報

社名 / Name
株式会社ウェイストボックス
所在地 / Address
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄2-6-1
RT白川ビル2階
電話番号 / Tel
052-265-5902
ファックス / Fax
052-265-5903
メール / E-mail
info@wastebox.net
ウェブサイト / Website
https://wastebox.net
代表者 / President
鈴木修一郎
業種 / Category of business
その他
設立年 / Year of establishment
2006年
従業員数 / Number of Employees
21人(2022年現在)
社名ロゴ / Logo
株式会社ウェイストボックスロゴ

MAJOR PRODUCTS 主な制作事例

SCOPE3算定支援
SCOPE3算定支援

近年、SCOPE(スコープ)3を含むサプライチェーン温室効果ガス(GHG)排出量を公開する企業が増えています。
背景としては、世界的な、企業の気候変動対策に対する社会の要求の高まりがあります。

GHG排出量算定・報告の国際的な基準である「GHGプロトコル」でSCOPE3基準が発行され、世界で最も浸透している気候変動情報開示枠組みの一つ「CDP質問書」や、CSR報告書等の情報開示規準の国際的スタンダードである「GRIスタンダード」、年次財務報告書への気候関連情報開示を推奨する「TCFD提言」でも、SCOPE3を含むサプライチェーン全体の排出量の開示を求めています。

弊社では、サプライチェーン排出量の現状を把握し、削減目標の設定と削減活動の実践、活動成果の反映等により排出量を管理し、一連の取り組みと成果を情報開示する、「カーボンマネジメント」のサイクルを回していくことが大切であると考えており、それぞれの段階に対応したサービスをご提供しています。

CDP回答支援、SBT、RE100、TCFD対応支援
CDP回答支援、SBT、RE100、TCFD対応支援

【SBT策定支援】
社会の要求水準を満たし、自社の企業価値向上を叶える削減目標の一つとして、SBT(企業版2℃目標)の策定支援を行います。
【RE100支援】
排出削減のための施策は様々ですが、中でも比較的容易で効果が大きいといえるのが再エネ化です。
再エネ化の国際的取り組みRE100に関する支援を行います。
【CDP回答作成・提出支援】
世界的に最も浸透している気候変動情報開示枠組みの一つ、CDP質問書への回答作成・提出を支援します。
【TCFD対応支援】
TCFDは、全ての企業に対し、①2℃目標等の気候シナリオを用いて、②自社の気候関連リスク・機会を評価し、③経営戦略・リスク管理へ反映、④その財務上の影響を把握、開示することを求めています。そういったTCFDへの対応を支援します。
【カーボンニュートラル】
削減しきれなかった分は、CO2クレジットで相殺し、カーボンニュートラル(CO2排出量プラスマイナスゼロ)にすることが可能です。

製品、サービスの排出量算定・情報開示支援
製品、サービスの排出量算定・情報開示支援

商品やサービス・イベントの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体を通して排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、見える化します。
LCA(ライフサイクルアセスメント)の手法を活用し、定量的に算定します。

J-クレジット制度、JCM等の排出権取引制度での、排出権の権利化支援
J-クレジット制度、JCM等の排出権取引制度での、排出権の権利化支援

省エネ活動の実施によるCO2削減、太陽光発電、風力発電等に伴う自家消費分の再生エネルギーでの発電価値、また森林の適切な管理によるCO2吸収量の増大、これらは排出権(クレジット)として、権利化し販売することができる可能性があります。
権利化する手法はいくつかございますが、弊社では主にJ-クレジット制度(日本版排出権取引制度)、JCM(二国間取引制度)等における排出権(クレジット)化のお手伝いをしています。

カーボン・オフセット、その他のクレジット(排出権)活用支援、クレジット販売
カーボン・オフセット、その他のクレジット(排出権)活用支援、クレジット販売

カーボン・オフセットとは、日々の活動により排出されるCO2(カーボン)を、森林吸収源を守る植林やクリーンエネルギー等の事業に投資することにより、排出した分を相殺(オフセット)する仕組みのことです。
カーボン・オフセットをすることで新商品のPRや、企業のCSR活動に使えます。