COMPANIES
有限会社都築仏壇店 つづきぶつだんてん
自分らしい、生きた証。
仏壇・仏具製造販売の有限会社都築仏壇店
東日本大震災で傷んだ「被災位牌」100柱以上を修復して依頼者に届けた経験から、位牌に対する考え方が大きく変わりました。 被災地では位牌を心の拠り所にする人たちがいる一方、設置スペースの問題から仏壇の廃棄の依頼も多く、常に葛藤がありました。 10年間試行錯誤し、人生という形のないものの「生きた証」を残せるモノにたどりつきました。位牌は粉末状にした遺骨を収めることができ手の中に包み込み故人に触れるスタイルの「LIVED」に。位牌「LIVED」を収納するブック型のケース「LIVED BOOK」により、2畳ほどのスペースで数百の納骨を可能にした「salon de LIVED」が生まれました。
Q&A 質問
- Q1 なぜ事業を始めようとしたのですか？
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A1
初代・都築末男が僧侶の椅子「曲録（きょくろく）」の製造を開始。2代目・都築一三が仏具製造の技術を活用して仏壇の製造販売を開始し、それに伴い「有限会社都築佛壇店」を設立し、3代目・都築数明がデザイン性を取り入れた仏壇・仏具開発を開始し現在に至ります。
- Q2 事業や製品・サービスの開発にまつわるエピソード、コンセプトや、想いを教えてください。
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A2
東日本大震災の津波で傷んだ「被災位牌」を100柱以上修復し、依頼者に届けた経験から、位牌に対する考え方が大きく変わりました。被災地では位牌を心の拠り所にする人たちがいる一方で、仮宅から地元に戻ると、設置スペースの問題から仏壇の廃棄の依頼も多く、常に葛藤がありました。「どうしたら位牌や仏壇が捨てられなくなるのだろうか？」「捨てられない位牌を作りたい」と思い、10年間試行錯誤しました。その結果、「生きた証」が残る位牌「LIVED」、ブック型位牌ケース「LIVED BOOK」、納骨堂「salon de LIVED」が生まれました。
BUSINESS SCOPE 業務範囲
仏壇・仏具製造販売
CORPORATE INFORMATION 事業者情報
- 社名 / Name
- 有限会社都築仏壇店
- 所在地 / Address
-
〒444-0103
愛知県額田郡幸田町大草羽根3
- 電話番号 / Tel
- 0564-62-6111
- ファックス / Fax
- 0564-62-4788
- ウェブサイト / Website
- https://ilived.co.jp
- 代表者 / President
- 都築一三
- 業種 / Category of business
- 製造業／卸売業
- 設立年 / Year of establishment
- 1982年
MAJOR PRODUCTS 主な制作事例
「LIVED」は、粉末状にした遺骨を収めることができるモダンでスタイリッシュな位牌です。ウッドチップと漆を圧縮成形した天然素材による造形で、土に埋めれば自然に還ります。外部塗装も可能で、表面には故人の写真や簡単な略歴が刻めます。手の中に収める位牌：位牌に手を合わせて祈るスタイルから、手の中に包み込み、故人に触れるスタイルに変わります。故人と一緒に旅をしたい時や、親族が集まる時などにご携帯ください。
「LIVED BOOK」は、生きた証が残せる位牌「LIVED」を収納するブック型のケースです。本体を丈夫な金属素材にすることで、最低でも100年は位牌を残せるようにしています。ケース内に書籍を1冊入れられるスペースを設け、故人の生きた歴史を書籍にまとめ位牌と一緒にケースに収めることで、後世の人々に生きた証をより詳しく残すことができます。
「salon de LIVED」は、たった2畳ほどのスペースで数百の納骨を可能にした、新しいスタイルの納骨システム（納骨堂）です。従来型の納骨堂は個々の納骨スペースが広いため、納骨数が多ければそれだけ大型の納骨堂が必要になります。「salon de LIVED」は、ブック型位牌ケース「LIVED BOOK」を使用することで間口を狭くできるため、2畳ほどの空間で数百の納骨が可能です。この「salon de LIVED」は、「故人の歴史を閲覧する空間」という意味合いが強いため、宗旨・宗派などに囚われることなく導入でき、一角を書庫風にリフォームするだけですので、初期投資も抑えられます。ご要望にあわせた空間デザインやインテリアデザインをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
