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丸重製紙企業組合 まるじゅうせいし

丸重製紙企業組合

私たちは、美濃和紙の伝統と歴史をしっかりと受け継ぎながら、和紙づくりを通じ、和紙のまち美濃から世界に向けて持続可能な社会に向けた「再生(リジェネレーション」を発信します。

懐紙ブランド「KAI」を運営する機械抄き美濃和紙メーカーの丸重製紙企業組合は、茶道用懐紙原紙のトップメーカーでもあり、特に、透かし懐紙の原紙に関しては9割以上のシェアを持っています。懐紙原紙のトップメーカーの技術があるからこそ可能となる、懐紙のOEM。特に、オリジナル透かし懐紙のオーダーメイドができるのは、懐紙ブランド「KAI」だけです。また、直営の和紙専門店「Washi-nary」を運営し、和紙原紙や和紙雑貨、美濃の手すき和紙職人の和紙も販売しています。

Q&A 質問

Q1 商品(サービス)の強みを教えてください。
A1
懐紙ブランド「KAI」を運営する機械抄き美濃和紙メーカーの丸重製紙企業組合は、茶道用懐紙原紙のトップメーカーでもあります。特に、透かし懐紙の原紙に関しては9割以上のシェアを持っています。その他、無地懐紙、印刷用懐紙、抗菌懐紙など、様々な種類の懐紙原紙を製造。その懐紙原紙のトップメーカーの技術があるからこそ可能となる、懐紙のOEM。特に、オリジナル透かし懐紙のオーダーメイドができるのは、懐紙ブランド「KAI」だけです。また、直営の和紙専門店「Washi-nary」を運営し、和紙原紙や和紙雑貨、美濃の手すき和紙職人の和紙も販売。小売りだけでなく、手すき和紙の適切な在庫と流通を可能にする問屋機能を果たし、卸売りや加工・印刷など幅広い相談にも対応しています。
Q2 なぜ事業を始めようとしたのですか?
A2
豊かな自然の恩恵を受けて生み出される美濃和紙の歴史は1300年にも及び、「美濃和紙」の名は古来より全国に広く知られています。私たち丸重製紙企業組合は、その伝統的な美濃和紙の心と技を手漉きから機械抄きへと受け継ぎ、美濃和紙の新たな可能性を求める機械抄き美濃和紙メーカーとして誕生しました。
2010年、「JAPANブランド支援育成事業 」(経済産業省)へ美濃和紙ブランド協同組合の組合員企業として参画。同年、同事業でモスクワの「 SPREPKA EXPO 」へ出展。翌年、同事業でパリの「メゾン・エ・オブジェ」へ出展。同事業で誕生したブランド「3120」へ参画。2010年透かし型製作の内製化を確立。2013年、事務所の一角で和紙及び和紙製品の販売を開始。同年、「がんばる中小企業・小規模事業者300社」 (経済産業省)に選定。2016年、懐紙ブランド「KAI」を設立(「新ビジネス展開応援事業費助成金」を活用)。株式会社NOTEとの共同出資により、みのまちや株式会社(代表 辻晃一)を設立し、2019年、古民家ホテル「NIPPONIA美濃商家町」をオープン、同施設内に丸重製紙直営の和紙専門店「Washi-nary」をオープンし、現在に至ります。
Q3 事業や製品・サービスの開発にまつわるエピソード、コンセプトや、想いを教えてください。
A3
懐紙には、主に「書く」「折る」「敷く」「拭く」「包む」の使い方があります。お茶席(茶道)で使うばかりではなく、使い方・折り方を工夫するだけで普段のライフスタイルを楽しく彩る事ができるので、ぜひ多くの方に手にとっていただきたいと思っています。
Q4 今後の目標や、新しい取り組みについて、あれば教えてください。
A4
私たち丸重製紙企業組合は、SDGsの達成に貢献します。特に、SDGs「11.住み続けられるまちづくりを」を中心目標に掲げ、「美濃と和紙を元気にする」という経営使命を胸に、和紙づくりを通じ、持続可能な社会に向けた「再生(リジェネレーション」を和紙のまち美濃から世界に向けて発信します。
Q5 御社のサービス、商品を利用しようとしている方に一言!
A5
私たち丸重製紙企業組合では、日頃お付き合いのある印刷や加工会社様との幅広いネットワークを活かし、和紙製品や素材開発に関する企画や製造にもワンストップで対応しています。「和紙でこんな製品を作りたい」「こんな素材で和紙が作りたい」「和紙や紙で何かおもしろいことを企画したい」など、和紙に関することなら何でも気軽にご相談ください。

BUSINESS SCOPE 業務範囲

・機械抄き和紙の企画、製造及びコンサルティング
・和紙製品の企画、製造、販売及びコンサルティング
・機械抄き和紙及び手漉き和紙の販売
・和紙原料(楮など)の生産及び販売
・観光事業
・その他、美濃と和紙を元気にする事業

CORPORATE INFORMATION 事業者情報

社名 / Name
丸重製紙企業組合
所在地 / Address
〒501-3784
岐阜県美濃市御手洗464
電話番号 / Tel
0575-37-2329
ファックス / Fax
0575-37-2339
メール / E-mail
info@marujyu-mino.com
ウェブサイト / Website
https://www.marujyu-mino.com
代表者 / President
辻 晃一
業種 / Category of business
製造業/卸売業/小売業/その他
設立年 / Year of establishment
1951年
従業員数 / Number of Employees
9人(2022年現在)

MAJOR PRODUCTS 主な制作事例

美濃和紙の懐紙ブランド「KAI」
美濃和紙の懐紙ブランド「KAI」

懐紙は「書く」「折る」「敷く」「拭く」「包む」といった多様性を持ち合わせています。美濃和紙の懐紙ブランド「KAI」では、そんな日本文化のあり方を通して、懐紙のある“丁寧な暮らし”を提案。新しいデザインや紙質の懐紙を開発するとともに、懐紙の使い方から派生した新商品の開発、商品のイベント販売や、取扱販売店様の情報など、日々の活動をブログで情報発信しています。また、丸重製紙企業組合は、透かし懐紙の原料に関しては9割以上のシェアを持ち、無地懐紙、印刷用懐紙、抗菌懐紙など、さまざまな種類の懐紙原紙を製造。その懐紙原紙のトップメーカーの技術があるからこそ可能となる、オリジナル透かし懐紙のオーダーメイド(OEM)も承ります。懐紙ブランド「KAI」では、懐紙の使い方から派生したさまざまな商品も展開、和紙専門店「Washi-nary」で全商品を販売しています。
写真の商品は、「【2023】勅題懐紙 友」透かし模様のデザインは、令和5年の勅題「友」をイメージしています。濃茶・薄茶・紅茶・コーヒー。世界中、形は違えど楽しまれるさまざまなお茶の時間は国を越え、文化を越え、友として共に笑いながらお茶を楽しむ…そんな世界であるように願いを込めて、上下のない円卓にお茶を並べました。

オーダー和紙
オーダー和紙

丸重製紙では、これまで100を超える種類の和紙を抄いてきました。その豊富な経験とデータから、 お客様のニーズに合った和紙を提案・製造します。最小ロット50㎏(原料ベース)より製造可能で、パルプから靭皮繊維、天然原料から化学原料にいたるまで、多種多様な原料に対応。お客様の紙に対するニーズ(用途、特性、厚さ、色、技法、ロット、価格など)から、流通にいたるニーズ(配送、保管、支払)まで総合的な提案をさせていただきますので、何でも気軽にご相談ください。
和紙専門店「Washi-nary」では、法人(企業様、店舗様など)のお客様向けに、和紙原紙及び和紙製品の卸販売、販売している和紙の数量とサイズのオーダー受注、取り扱いのある和紙への印刷の相談、取り扱いのある和紙を加工したオリジナル和紙製品の制作の相談も承っています。

和紙専門店「Washi-nary」
和紙専門店「Washi-nary」

「ワインの世界を楽しむように、和紙の世界を楽しんでほしい」。「ワインを求めて世界中からボルドーに人が集まるように、和紙を求めて世界中から美濃に人が集まるようにしたい」。そんな想いから、世界一の和紙専門店を目指してWashi-naryは美濃に誕生しました。和紙専門店としてお客様のニーズに応えるのはもちろんのこと、メーカーや職人の特徴や想いも伝え、問屋機能も果たします。手漉き和紙を後世に残すために、手漉き和紙職人の和紙をロット単位で買取りと貯蔵をし、適切な在庫と流通を可能にします。
和紙の原料問屋だった旧松久才治郎邸の大蔵を改装した、クリエイティブな空間で、手漉き和紙、機械抄き和紙の美濃和紙を中心とした数多くの種類の和紙を取り扱い、独創的な和紙のインテリア、和紙の知識に触れることができます。すべての和紙を直接手に取って、それぞれの和紙の特徴を比較し、気になった和紙のサンプル片を自由に加工し、試してから購入することができます。「書く、貼る、塗る、破る、折る、切る、濡らす、透かす、重ねる」など、試したい和紙があれば、原材料、工法、工程、種類、歴史、美濃の風土を知り尽くした和紙ソムリエにお声がけください。

【和紙専門店Washi-naryオンラインショップ】
取扱商品:アート和紙、本美濃紙、染紙、楮紙、落水紙。カレンダー、和紙でつくる工作キット、懐紙、はがき・名刺、封筒・便箋・ぽち袋、折り紙、メモブロック、巻紙、マスキングテープ、和紙のマスク、写経用紙セット、丸重製紙(機械抄き和紙)。
https://washinary.jp/online-shop

宿泊施設「NIPPONIA 美濃商家町」
宿泊施設「NIPPONIA 美濃商家町」

株式会社NOTEとの共同出資により、みのまちや株式会社(代表 辻晃一)を設立し、2019年、古民家ホテル「NIPPONIA美濃商家町」をオープン。2棟の古民家ホテル、「YAMAJOU棟(松久邸)」と「YAMASITI棟(須田邸)」を運営しています。
YAMAJOU棟は、和紙原料問屋だった「松久才治郎」が客人をもてなすため、庭から先に手がけ、5年の歳月をかけて完成した別宅を改修。 茶の心得ある豪商が、贅を尽くしてつくりあげた主屋は、部屋ごとに違う庭が眺められるよう客室に。金庫蔵を含む4つの蔵は、最高の美濃和紙でしつらえた一棟貸しの客室と、和紙原紙ショップ「Washi-nary」、アートギャラリーとなっています。季節にうつろう数寄屋の趣きと、美濃和紙の華やかさを、どうぞご堪能ください。
紙問屋で大地主となった須田家の邸宅を、築100年の優雅を精妙に残して改修したYAMASITI棟は、ペットと宿泊できるドッグラン付きの蔵もご用意。地域に開かれたエントランスカフェを併設し、リバーアクティビティも楽しめる宿です。