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合資会社ヤマセ製陶所 やませせいとうしょ

合資会社ヤマセ製陶所

すり鉢一筋70年 ヤマセのすり鉢

創業は明治末期。戦後まもなくすり鉢専門窯となりました。合資会社ヤマセ製陶所では、すり鉢職人が一つひとつ手作業ですり鉢を作っています。

Q&A 質問

Q1 なぜ事業を始めようとしたのですか?
A1
創業は明治末期。初代・杉江清次郎は、10歳で盆栽鉢作家の2代杉江寿門のもとへ奉公に出され、20歳頃に独立、清風の号で盆栽鉢を製造し始めたのが始まりです。敗戦後、盆栽鉢など売れるはずもなく(どの窯屋も)、生活必需品として、すり鉢・陶製のマッチ箱・焙烙・便皿などを手当たり次第製造。世の中が落ち着くにつれて、窯元はそれぞれ本業に戻って行きましたが、2代目・茂は盆栽鉢ではなくすり鉢を作り続けることに決め、失敗を繰り返しながらほぼ現在のすり鉢作りの基礎(粘土・釉薬・焼成)を作り上げました。昭和36年(1961年)、合資会社ヤマセ製陶所として法人登録し、3代目・孝夫は増産設備を整え、すり鉢の寸法の種類も増やして現在の寸法揃えとしました。
Q2 事業や製品・サービスの開発にまつわるエピソード、コンセプトや、想いを教えてください。
A2
これまでの飴釉のすり鉢が供給過多で価格競争となるなか就業した4代目・匡が、この状態から脱却すべく、常滑在住の陶芸作家・冨本大輔さんと共同で白、黒すり鉢を、また夫婦で絵柄すり鉢を創作し、飴釉のすり鉢とともに販売を始めています。生産量が少なく販売数が限られていますが、イベント出店時に購入された方から、「友達のお祝い」「友達のプレゼントに欲しい!」とお声がけをいただいています。
※冨本さんとヤマセ製陶所のコラボすり鉢は、「Casa BRUTUS」の美しい暮らしをつくる日本の日用品の名品200に選ばれました。
Q3 今後の目標や、新しい取り組みについて、あれば教えてください。
A3
オンラインストア「ヤマセのすり鉢」のスタートに向け準備を進めています。イベントでの販売を優先して行っていますが、できるだけオンラインストアの商品数も増やし、たくさんの中から選んでいただけるようにしたいと思っています。
Q4 御社のサービス、商品を利用しようとしている方に一言!
A4
商品購入の際にわからないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。

BUSINESS SCOPE 業務範囲

すり鉢の製造

CORPORATE INFORMATION 事業者情報

社名 / Name
合資会社ヤマセ製陶所
所在地 / Address
〒479-0839
愛知県常滑市多屋町1-18
電話番号 / Tel
0569-35-2743
ファックス / Fax
0569-35-6602
ウェブサイト / Website
https://suribachiya.com
代表者 / President
杉江孝夫
業種 / Category of business
製造業/卸売業
設立年 / Year of establishment
1961年

MAJOR PRODUCTS 主な制作事例

土灰釉のすり鉢
土灰釉のすり鉢

「伝統の技キラリ!暮らしを彩る和食器具」掲載。じっくりひとつずつ手に入れたいアイテムに選ばれました。

陶芸家「冨本大輔」さんとのコラボすり鉢
陶芸家「冨本大輔」さんとのコラボすり鉢

「Casa BRUTUS」掲載。美しい暮らしをつくる日本の日用品の名品200に選ばれました。