地域ブランド「三州瓦」を代表する粘土瓦メーカー
和瓦、洋瓦等の粘土瓦を製造し、洋瓦のM型で高いシェアを持っています。特殊釉薬による新色開発や耐風・耐震性を追及した洋瓦の開発に注力。また、社寺仏閣の市場でも、いぶし瓦で高いシェアを占めている企業です。
Q&A 質問
- Q1 商品(サービス)の強みを教えてください。
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A1
現在、日本の粘土瓦の6~7割が愛知県でつくられおり、その中心地がここ高浜市などの三州(三河)地方です。三州で瓦に適した良質な粘土「三河土」が大量に掘れたことが、三州瓦が高品質と評価される理由のひとつです。日本の瓦は40種ほどあり、全国には約50の瓦産地がありますが、三州瓦は屋根材として経済産業省特許庁から「地域ブランド」に認められ、全国出荷枚数の約70%を占めています。
私たち三州野安株式会社は、ナショナルブランドの大手ハウスメーカー各社をはじめ、全国の工務店・施工店に向けて製品を出荷し、東南アジアを中心とした輸出事業も展開し、住宅はもちろんのこと、リゾート施設、文化施設、ゴルフ場、学校、福祉施設、企業のゲストハウスなどにも建材の応用範囲を広げています。また、日経アーキテクチュア誌の「採用したい建材・設備メーカーランキング」の粘土瓦(陶器瓦)部門では、2011年より毎年1位を連続獲得し、愛知県が認定する「愛知ブランド企業」でも“地域ブランド三州瓦を代表するメーカー”としての評価を受けています。
- Q2 事業や製品・サービスの開発にまつわるエピソード、コンセプトや、想いを教えてください。
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A2
三州野安は大正2年(1913年)の創業より脈々と続く「伝統的なモノづくり」を継承しつつ、新たな時代に即した製品開発を、徹底的な品質管理のもと進めています。 「瓦といえば、猫って屋根瓦の上で気持ちよく寝ているよね」という話から、2019年にスタートした犬猫用のペットハウスプロジェクトで商品化に至った「瓦猫」は、鬼師による丁寧な手仕事と、天然素材で高品質、丈夫で衛生的という瓦材ならではの特性に、インテリア性の高いデザインが合わさったことで、日本最大級のペット関連の展示会で予想をはるかに上回る高い好評を得ることができました。この「瓦猫」は、普段の暮らしの中で、なかなか手に触れる機会のない瓦の手触り・美しさ・瓦の素材の良さを一般の方にも知ってもらえ、屋根材が多様化していく中、瓦に新たな可能性を求める試みともなりました。
瓦猫
https://www.noyasu.co.jp/kawaraneko.html
BUSINESS SCOPE 業務範囲
各種陶器瓦の製造・販売および屋根工事、各種屋根材の販売
CORPORATE INFORMATION 事業者情報
- 社名 / Name
- 三州野安株式会社
- 所在地 / Address
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〒444-1323
愛知県高浜市田戸町二丁目2-44
- 電話番号 / Tel
- 0566-52-1148
- ファックス / Fax
- 0566-52-1500
- ウェブサイト / Website
- https://www.noyasu.co.jp
- 代表者 / President
- 野口安則
- 業種 / Category of business
- 製造業/卸売業/小売業
- 設立年 / Year of establishment
- 1964年
- 従業員数 / Number of Employees
- 94人(2022年現在)