COMPANIES
オーエムヒーター株式会社 おーえむひーたー
シリコーンラバーヒーターの専門メーカー「オーエムヒーター株式会社」
米国・NASAの月探査ロケット開発から生まれたシリコーンラバーヒーター。当社は早くからこのヒーターに着目し、その良さをより一層ご利用いただくため1枚からの製法を開発し、普及に努めています。
Q&A 質問
- Q1 商品(サービス)の強みを教えてください。
-
A1
シリコーンラバーヒーターは従来の金属ヒーターに代わる柔軟性のある薄形の面状発熱体です。幅広い温度域(-50~250℃)に対応し、熱応答性に優れています(標準厚さ1.5mm)。柔軟性にも優れ、曲面、円筒などに巻き付けるなど被加熱物に完全にフィットさせることができます。一般的なカーボンタイプと異なりニッケル合金抵抗体のパターン設計のため、被加熱物の形状に合わせて丸形、三角形、穴開きなどヒーターの形状を自由に製作でき、独自の製造法により、1枚からでも短納期製作が可能です。
また、薄いシート状で柔軟性があるため、軽量化、小型化が可能になり、さまざまな業界で機器部品として、あるいは設備用としてご使用いただいています。発想を変えた熱の感覚で設計できます。新製品の開発にお役立てください。
- Q2 なぜ事業を始めようとしたのですか?
-
A2
工業用ゴム製品の販売会社を経営していた際、顧客の中に工業用ヒーターメーカーがありました。この会社との交流の中で「米国製シリコーンラバーヒーター」の存在を知り、元来持っていた「モノづくりの憧れ」と「キラリと光る製品」の可能性からモノづくりの世界へ飛び込んだのがはじまりでした。
生産を決めたは良いが、商品化の障壁となったのが「シリコーンシート」の製造先。見たことのない素材を前に、大手メーカーをはじめ国内の多くの素材メーカーに断られる日々…。遂には海外にも足を運び、粘り強い交渉を続けた結果、ついに米アーロン社からシート製造の快諾を得、強力なパートナーとともに、ついに第一号製品が完成!1986年会社設立とともに、いよいよ販売に乗り出しました。
- Q3 事業や製品・サービスの開発にまつわるエピソード、コンセプトや、想いを教えてください。
-
A3
会社設立後は販路の確保が課題となりました。大手企業と競合せず、小ロット生産・用途ごとの異なる仕様でさまざまな分野にPRする方法として目を付けたのが展示会でした。「未知の技術に技術者は必ず興味を持つはず」。この読みは見事に的中。展示会では液体の入ったドラム缶にシリコーンラバーヒーターを巻き、使い方と特長を実演して見せました。多くの問合せをいただき、寄せられた相談には丁寧に対応。国内外の展示会に積極的に参加した結果、大手との取引や我々の技術的なレベルアップにも繋がり、事業の成長が実感されました。
「世界にシリコーンラバーヒーターを広めたい」。この想いから海外企業との提携にも踏み切りました。台湾、韓国、ドイツ、スペイン、中国などのメーカーにシリコーンラバーヒーターの製造技術を供与し、生産と販売を委託しました。ただ海外メーカーとの提携にはリスクもあり、苦い経験もありましたが、文化の違いで衝突することはあれど、想いを伝え意識を共有することで乗り越え、設立から常に前を向き事業拡大にまい進してきました。こうした想いが今もオーエムヒーターに引き継がれています。
- Q4 御社のサービス、商品を利用しようとしている方に一言!
-
A4
オーエムヒーターはさまざまな業界の熱に関する問題を解決してきました。加熱・保温・温度調節などに関するお悩みは私たち、熱のプロフェッショナルにご相談ください。
BUSINESS SCOPE 業務範囲
ヒーターの製造
CORPORATE INFORMATION 事業者情報
- 社名 / Name
- オーエムヒーター株式会社
- 所在地 / Address
-
〒468-0015
名古屋市天白区原1-601
- 電話番号 / Tel
- 052-804-3140
- ファックス / Fax
- 052-804-3146
- ウェブサイト / Website
- https://www.om-heater.jp
- 代表者 / President
- 丸山康弘
- 業種 / Category of business
- 製造業/小売業
- 設立年 / Year of establishment
- 1986年
- 従業員数 / Number of Employees
- 30人(2022年現在)