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山内瞬葉デザイン室 やまうちしゅんようでざいんしつ

山内瞬葉デザイン室

緊張するデザイン生活。

アイデアに満ちあふれたデザインは他の何より人の注目を集めることができます。それに加えて長い期間にわたって凛々しく存在することも、デザインの大きな使命です。グラフィックデザインは両方の力を発揮しなければなりません。こうした考えにもとづいて、デザインを活用する範囲すべてに力を注いでいきたいと思います。言葉にならない想いがあればそれも伺いながら丁寧に進行します。

Q&A 質問

Q1 商品(サービス)の強みを教えてください。
A1
デザインは個性だと言われた1970年頃にデザインを学んだこと。当初は、個性的なイラストレーションを描けばデザインで通用すると思いこんだこと。デザインに取り組む以前に興味をもつことをデザインの中で考えるようになり、デザインプロダクションを経て、仕事の当てもなく独立し、思いもよらず優れた仲間に恵まれ東海銀行の黒い通帳、毎月掲出される名古屋市広報B3ポスターを5年と名古屋宵まつりの仕事をフリーランスの立場で出来た。国際デザインセンター発足より機関誌「NOC」やイベントポスターで関わり、月刊「コンサートガイド」の表紙は小島歩・岩井勝と3人で5年続けたいい仕事と自負しています。
作品表現では前述のイラストレーション。これは曲線定規とロットリングで描き、そのイラストの「部分」を使ったモザイク状のイラスト実験。次に「円形」のみを使ったグラフィックを実験しました。実験に大きく関わっていることは、発足50年の中部クリエーターズクラブ(CCC)や日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)展覧会への出品。これは新しい仲間の発見でした。
2000年にデザインブログを公開しました。今までのデザインを整理しながら出来たブログは、おもちゃ箱で作ったデザインは楽しいだけだったと反省。と同時に、新しいデザインを目指して「その気で来てしまった僕のデザイン」が言葉になっています。山内瞬葉デザイン室のホームページやそこにリンクされているデザインブログも併せて読んでいただけると幸いです。
Q2 なぜ事業を始めようとしたのですか?
A2
高校生の時、進路指導教員のファイルに商業デザインの文字の入った印刷物を見つけて新しいものに見えた。興味を持ち惹かれた当時は、商業デザインとも呼ばれた学科で学び社会に出て当然のように29才で現在の仕事場を持つのは、必然であった。
Q3 事業や製品・サービスの開発にまつわるエピソード、コンセプトや、想いを教えてください。
A3
グラフィックデザインは斬新でなければならない。同時にクライアントが要望するのと並行して俯瞰してみる目が必要で、従来保有して使っている事柄の中に大切な要素が潜んでおり、それを発見提示するのもデザインの役割である。某会社へのあるデザイン提案の折、シンボルマークを構成する図形を提案の中心に考えて、決定に結びつけることが出来た。
Q4 今後の目標や、新しい取り組みについて、あれば教えてください。
A4
CIやVIの中心にあるシンボルマークの開発では、リーダーが納得できる図形、まわりの人のよりどころとして寄り添う図形や色彩開発を進めていきたい。デザインの表現がもっともあらわれるのはポスターだと思います。デザインの仕事の中で考え方や説得性が発揮されるのがシンボルマークだと思います。リーダーの考えを単純な造形にデザインできるとうれしくなります。使用される期間は何年・何十年となり、関わる人たちのよりどころとなることに喜びを感じます。
Q5 御社のサービス、商品を利用しようとしている方に一言!
A5
グラフィックデザインは新しい表現や環境になじむデザイン開発が必要です。長いキャリアから見たデザイン開発を進めていきます。

BUSINESS SCOPE 業務範囲

アートディレクション アドバタイジング エディトリアルデザイン タイポグラフィ マーク・ロゴタイプ CI計画 パッケージデザイン イラストレーション他

CORPORATE INFORMATION 事業者情報

社名 / Name
山内瞬葉デザイン室
所在地 / Address
〒464-0819
愛知県名古屋市千種区四谷通3丁目26番地 四谷ビル305号
電話番号 / Tel
052-782-6989
ファックス / Fax
052-782-6999
メール / E-mail
mail@shunyodesigns.com
ウェブサイト / Website
http://www.shunyodesigns.com/
代表者 / President
山内瞬葉
担当者 / Liaison
山内瞬葉
業種 / Category of business
専門サービス業
分野 / Design Field
グラフィックデザイン・広告宣伝
設立年 / Year of establishment
1979年
従業員数 / Number of Employees
1人(2022年現在)
社名ロゴ / Logo
山内瞬葉デザイン室ロゴ

MAJOR PRODUCTS 主な制作事例

伊勢志摩展
伊勢志摩展

伊勢志摩サミット第42回先進国首脳会議を記念して三重県立博物館が開催。メインビジュアルは伊勢神宮と海をデザイン。写真図版をメインにするのが常ですが、イラストレーションで考えてほしいとのことで、手探りな状況下でコピーからイメージをふくらませた。具象のタッチは広がりが乏しく波の模様を活かしたビジュアルを全面にデザインした。中心になる伊勢神宮と海からの供物アワビが波のパターンに混じるところが苦労した。海や風景を背景にするのも避けて、この模様だけの案を採用。タイトルのロゴタイプ化が最重要と考え、丸明書体とステンシルをヒントに強力で整ったロゴタイプができた。看板やチケット、チラシやバナーにデザイン展開をした。そして220ページの展示図録。Adobe-InDesignによる編集デザインはプログラムなのでバリエーションのテストも容易、図版の切り抜きやレタッチもすべて行いました。1ページごとのデザインの楽しみを考え良いデザインとなった。この図録は思い入れもあり二度三度読んだ、充実感を感じた編集デザインでした。

中日文化センターの移転
中日文化センターの移転

中日新聞の中日文化センターの移転のためのキャンペーン。まずロゴタイプを新しくした。数案考えてみるが従来のウエイトを守りデザインをする。確実に新しくなったことをアピールできないと意味がない。字画の交差部分にスキマを作り印象を新しくする、きれいな書体となった。
キャンペーンのムードを高めるために連作のポスターを計画し作る。大きな色面の画面構成のポスターである。デザインコンセプトも完成したのでイラストレーションを依頼して完成、1回目はビルの柱に広告となって掲出。

ポスター作品(左上から)
1. 10月、南へ150m MOVE
あたらしいことが始まる ネイティブアメリカンの模様に 祈りを感じます 「そーーなの」
150メートル移動する案内を言葉や文に加えて、図形の効果を加えてキャンペーンであると提案した。
2. 見つけた学び
千鳥格子はハッキリして新鮮 英語では猟犬の牙といいます 強そうで体が動いてくるね 「そーーなの」
3. ずーっと学ぶ
ハニサックル模様はなんとジャズのスタンダードナンバー ハニーサックルローズと同じ言葉 びっくりも学びのステップ 「そーーなの」

至学館大学CI
至学館大学CI

至学館大学グループのシンボルマークとロゴタイプ。テーマは「青春至学館」。学校という場所には特別な時間が流れている。時間の流れを左から右へ表した。一番下の太い線は学校その上は学生を育む家族どちらも変わらない信頼感を表している。その上は学生の私、またその上は友人、楽しい交流の時間が至学館で生まれます、その時間を切り取ると「至」の形が見えてきました。
CIアプリケーション・デザインは今後考えられる事象を調査し空想し考えます。アクセス地図はどこかで出来てしまうので、この時にデザインを作り準備します。大学の出版物は多く、毎年更新されていきます。10年20年を考えてコーポレート・パターンとコーポレート・カラーやサブカラーから基本デザインを開発し、更新に合わせられるように準備しておきます。

株式会社ヤマイチプライメタル
株式会社ヤマイチプライメタル

アルミニウムを溶湯したまま大形ポットに入れて納品が出来る、株式会社ヤマイチプライメタル。リサイクルをキーワードに会社は刈谷市と磐田市で動いている。工場外観修復の機会に工場デザインを行った。歴史あるマーク・ロゴタイプ・コーポレートカラーを工場の建屋にデザインし、同時期に、これから増えていく所有トラックの塗装デザインを行った。

知多岡田蜂蜜ブランディング
知多岡田蜂蜜ブランディング

完成を空想してロゴタイプを考える。それには将来いかなるデザイン要件が出てきても対応できると確信しながら、数案提案できるようにする。土地や風景に蜜蜂の動きも頭にいれる。知多半島の御遍路御朱印帳をヒントにシンボルマークのように展開できるビジュアルをデザイン。当初は無かった「岡田」の地名を加えて、より地域性と風景を空想できる商品になった。商品ラベルの特性は小さいがゆえに印刷精度や紙の質感、それに加えてポスターと同じようにデザインの精密さが必要。知多岡田蜂蜜デザインの重要なところは金色の蓋上面のファームのスタンプ。押すことで新鮮さと保証をあらわすように、こすれても落ちない特殊インクを使用した。今は数少ない出荷であるが、丁寧に押す作業が商品出荷の最終点検になる。

REPRESENTATIVE DESIGNERS 主なデザイナー・クリエイター

山内瞬葉
名前 / Name
山内瞬葉
役職 / Title
アートディレクター / デザイナー
略歴 / Bio
1949年 愛知県生まれ。
東邦学園短期大学商業デザインコース卒業、同研究科卒業。
岡本滋夫デザイン事務所、(株)ジマを経て、1979年 山内瞬葉デザイン室を設立、現在に至る。
日本グラフィックデザイナー協会会員
中部クリエーターズクラブ会員

受賞歴
第1回 NAAC展 奨励賞
JAGDA年鑑・日本のグラフィックデザイン'83 新人賞
日本デザインコミッティー・デザインフォーラム'83 銅賞
第8回・第13回愛知広告協会賞愛知県知事賞 
第10回アジアグラフィックデザイントリエンナーレ 2018銀賞